一般的な雨天走行の注意事項
一般に言われている雨天走行時の注意事項は以下の通りです。
- タイヤの空気圧を少し下げる。これにより、タイヤと地面の接地面積を増やし、スリップを減らすことができる。
- 道路上のスリップしやすい障害を避ける。白線や横断歩道などの塗装面、グレーチング(格子状の排水溝の鉄製ふた)、マンホール、工事用鉄板、水たまり、などは濡れるとスリップしやすくなる。
- レインウエアを着る。ゴアテックスでも土砂降りなら、結局は内側も濡れてしまうことが多いが、体温を維持するためにも、レインウエアは必須です。
- サイクルキャップで、目に入る雨粒をよけることができる。
- 前後のライトの点灯。雨天では視認性が落ちるので、前後のライトを点灯しましょう。できれば、晴れの日の日中も点けておくとなおいいです。
わたしの雨天走行 1 ホームルートを試走 パンクを経験
ロングライドを目指す私は、まず雨天走行の試走をしました。
走りなれているホームルートを雨の日を選んで走ってみました。レインウエアを着て、防水のシューカバーをつけて走りました。頭にはシャワーキャップを点けました。
その結果は、ガラス片を踏んでのスローパンクでした。修理に持っていくと、雨の日は前輪がガラス片や金属片を巻き上げ、後輪がパンクしやすいとか。なるほど、経験の豊富な自転車屋さんの言葉は重いです。
その時のストラバの記録はこちら。添付の写真をご参照ください。
わたしの雨天走行 2 台湾一周の最終日 靴がぐしょぐしょ
最初のロングライドで本格的な雨天走行は、台湾一周の最終日です。基隆(キールン)から台北へ戻る間、北風と雨に翻弄されました。
この時は、気温が高く、ウインドウブレーカーだけでした。何とか無事に環島(台湾一周)を完成させたのですが、ゴール時には靴の中がぐしょぐしょでほんとに嫌な思いをしました。
そこで、いかに靴下をぬらさないか、いろいろ調べました。その結果見つけたのは、ブルべの本の中で、ポリ袋を靴下の上に1枚、靴の上に1枚を履くことで、水の侵入を防ぐことができると書かれていました。何事にも、先達はあらまほしけれ。です。苦労された先輩の方法を試してみたくて、いつかやってみようと心待ちにしていました。
わたしの雨天走行 3 四国一周の2日目 ポリ袋二重ばき試走
ポリ袋二重ばきを試す機会はすぐに来ました。四国一周の2日目です。新居浜から坂出までの80㎞のうち、65㎞ぐらいは土砂降りを経験しました。そこで、電車輪行のエスケープルートもあったのですが、雨天走行の経験値をあげるため、ポリ袋二重履きを試しました。
その結果、靴は少し湿りましたが、靴下は濡れることもなく、快適に走ることができました。見栄えはちょっと悪いですが、シューズカバーだけでは靴の下から水が入ってきて、ぐっしょりになるところ、靴も靴下もぬれず、宿で靴を干しただけで、翌日も快適に走ることができました。
ヒントとしては、輪ゴムを多く使うことで、ポリ袋を靴下や靴に密着させることができます。片足に10本、両足で20本ぐらい多めに用意しておくといいです。もちろんポリ袋は多めに持っていきましょう。外側の袋はビンディングをかますので破れることが前提です。休憩時に取り換えるといいです。
わたしの雨天走行 4 能登半島一周3日目 ポリ袋二重履き有効
この日は能登半島一周の3日目。日本海を進む台風の影響で、朝から雨と風のなか出発。ポリ袋2重履きを実践。レインウエアを着用しても、やはり上半身は汗でしっとり濡れましたが、靴下、ビンディングシューズは無事でした。
わたしの雨天走行 5 沖縄一周1日目 歩道の穴で落車
この日は、午後から雨の予定です。ひめゆりの塔でお祈りをして、平和祈念公園に差し掛かったところで、土砂降りに。平和祈念公園の公園案内バスで平和祈念館を見学しました。
そのあとで、公園内の歩道をゆっくり走っていたところ、ちょっと周りを見回したときに植木のない大きな植木用の穴に落ちてしまいました。けがはなかったものの、深さ20cmぐらいの穴に落ちたショックでリア・ハンガーがすこし曲がってしまい、ギアチェンジが不調に。ゆっくり走って、ルート上のサイクル館知花店さんで直していただきました。
わたしの雨天走行 6 沖縄一周4日目 突然の雨でぐっしょり
沖縄の4日目は、突然土砂降りに遭遇。足回りはセットできず、レインウエアの上だけを着て走ることに。全身ずぶぬれになって、ホテルに到着。部屋で靴を乾かしました。
わたしの雨天走行 7 琵琶湖一周2日目 白線でスリップ後輪故障
琵琶湖一周の2日目。朝から雨。琵琶湖はサイクリングロードが充実していて、快適なのですが、雨の日は要注意。自転車道の白線にうっすらコケが生えていて、前輪ブレーキを軽くかけただけなのに、スリップ。転倒してしまいました。ゆっくり走っていたので、大きなけがはありませんでしたが、後輪のブレーキが変になり、ルート上の守山ジャイアントショップで、修理してもらいました。
わたしの雨天走行 8 ホノルルセンチュリーライドのコース レインウエアなしで土砂降り
ハワイ旅行に国際線AIR輪行しました。標高361mのヌウアヌパリLOOKOUT展望台に登りましたが、361mをなめていました。高尾山でも599mなので、標高としては全く余裕だと思っていました。天気予報も晴れ時々曇り。気温22℃から28℃なので、ウインドウブレーカーも持たず、向かいましたが、途中でスコールに遭遇、バス停で雨をしのいで、ヌウアヌパリ・ドライブを走っていると土砂降りになりました。展望台までずぶぬれで走ったので、ほんとうに寒かったです。下りは寒さで震えていましたが、平地に戻ると気温も高くなり、ウエアも乾き、ハワイのサイクリングを楽しめました。
モンベルのサイクルレインウエア上下を購入 次の雨天走行が楽しみ
今までは、ゴルフ用にエントラントのレインウエア上下を使っていましたが、サイクル用のレインウエア上下をモンベルで購入しました。
紀伊半島一周に持参しましたが、残念なことに(幸いにも)、9日間全く雨に遭遇せず。新しいレインウエアを試す機会がありませんでした。
次の雨天走行が楽しみです。雨天走行をしたら、また、レポートします。お楽しみに。
コメント