映画「ブレードランナー」と「最高の人生の見つけ方(The Bucket list)」の共通点

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最近「ブレードランナー」を見ました。

帰省した松山の叔父の家で、大画面と素晴らしいオーディオセットの迫力ある音響でまるで映画館にいるかのような環境で、久しぶりに大好きな映画の「ブレードランナー(ディレクターズカット)」を見ました。

この映画は解説本が出されるなど、1982年公開当初から人気があり、その後「ブレードランナー2049」も制作されました。

テーマは寿命が4年と設定されたレプリカントというロボットが、永遠の命を求めて製作者を訪ねるストーリーです。レプリカントは僻地での作業用ロボットなので、人間の住む地域には入れません。そのため、紛れ込んだレプリカントを見つけて退治するのがブレードランナーという取り締まり警官です。

4名のレプリカントが次々に退治され、最後のひとりがブレードランナーと戦い、あと一歩でブレードランナーがビルから落ちそうになるのを助けて、そのあとすぐに4年の寿命が尽きてしまうのです。

「最高の人生の見つけ方(The Bucket list)」との共通点

そこで、はっと気づいたのは、どちらの映画のテーマが残り少ない人生の時間だということです。

レプリカントに設定された4年の命も、バケットリストの二人が宣告された6か月の余命も、人生に残された時間に限りがあるということです。

でもこれはレプリカントやバケットリストの二人に限ったことではなく、普通の人間にとっても時間の長短はあるものの、いつか来る「死」までの時間です。

人生100年時代と言われますが、健康診断の先生の話では、最後の5年はどうやっても、身体能力が衰えて徐々に死に向かうそうです。その点、心筋梗塞や脳梗塞のような急死やがんによる2-3年での死も、老衰による緩慢な死よりもいいという人もいるようです。

いまが一番若いと考え、やりたいことはすぐやろう。

2024年も年初から能登半島地震や羽田の日航機事故が発生し、日常のリスクをひしひしと感じています。不謹慎かもしれませんが、能登半島に住んでなくて、あの日航機に乗ってなくて安堵している自分がいます。地震は日本ではどこで起こってもおかしくないし、飛行機にはこれからも乗らなければならないことを考えると、残された時間を大切に生かさないといけないと痛感した次第です。

いつか迎える「死」を前に、スティーブ・ジョブが毎朝鏡を見て、明日死ぬと考えて今日を生きようと決意を新たにしたことをほんとに素晴らしいと思います。

いまが一番若いと考えて、やりたいことをやりつくそうと考えました。

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